フランス語の味わい深いことわざ「Aux grands maux les grands remèdes」について、知りたいことをすべて学びましょう。意味と日常での使い方を、音声例付きで丁寧に解説します。さらに、会話例、ゆっくりした発音の音声、類義表現など、うれしいおまけも盛りだくさんです!
翻訳:非常時には思い切った手段が必要
直訳:大きな悪には大きな薬を
使用場面:ニュートラル・励まし
ゆっくり
通常
IPA:/ o ɡʁɑ̃ mo le ɡʁɑ̃ ʁəmɛd. /

まず文をよく見てみましょう。「grands maux」は直訳すると「大きな悪」で、「mal」という単語の複数形が使われています。この単語は、文脈によって「悪」「悪いこと」「間違い」などと訳せます。
ただし、ここでは意味がもっと広く、「maux」はあらゆる問題を指します。(問題は……悪いことですからね)。
後半の「grands remèdes」は「大きな薬」「大きな治療法」という意味です。そして、この2つの部分をつなぐ「aux」は、ここでは「〜に対して」という意味です。つまり「大きな悪には、大きな薬を」となります。
このことわざは、非常に重大な問題に直面したときは、思い切った手段を取ることをためらってはいけない、という意味です。
ある決断に驚いている人との会話を想像してみましょう。そんなとき「Aux grands maux les grands remèdes」と言えば、「極端に見えるかもしれないけれど、必要なことなんだ」という気持ちを表せます。
もう一つの使い方は、何かに不満を抱えている人に、大胆な決断を後押しする場面です。この場合は「本当に状況を変えたいなら、思い切って行動しよう!」という意味になります。
小さな一歩では足りないこともあり、そんなときに必要なのが「大きな薬」(この場合は「大きな決断」)だからです。
実はこのことわざはとても守備範囲が広く、いろいろな場面で使えます。政治、環境、教育、社会問題、自己啓発など、どんな話題でも、大胆な決断を正当化するときにも、背中を押すときにも使えます。
要するに、力強くて知恵があり、よく使われる表現なので、使えば本物のフランス人のように聞こえますよ!
このことわざの由来が気になりますか? パーティーで一目置かれたいですか? このことわざは、ラテン語の「Extremis malis extrema remedia」に由来すると、さらりと言ってみてください。驚かれること間違いなしです。
似た表現として、「Aux grands maux les grands moyens」という言い方も見かけることがあります。違いは「remèdes」が「moyens」に置き換わっている点だけで、「moyens」は「手段」と訳せます。
会話
Pourquoi il a quitté son travail ?
どうして彼は仕事を辞めたの?
Il n'était pas heureux du tout
全然楽しそうじゃなかったんだ
Je vois, aux grands maux les grands remèdes.
なるほどね、大きな悪には大きな薬を、ってことか。