ここでは、フランス語のユニークな表現「Fait chier !」について知っておきたいことをすべてご紹介します。どんな意味なのか、会話の中でどう使うのかを、音声つきの例で詳しく解説します。さらに、ゆっくりした発音の音声、会話の例文など、役立つ情報も盛りだくさんです!

「Fait chier」は直訳すると「うんこをさせる」ですが、「(それは)私にうんこをさせる」、つまり「うんざりさせる」という意味合いです。日本語の「くそっ」「ちくしょう」「ああもう」にあたる、よく使われるフランス語の悪態表現です。
「Merde / Putain / Bordel / Fait chier」は、日本語の「くそっ」「ちくしょう」「ふざけんな」のような感覚で使われます。フランス人は、怒りや下品さの度合いに合わせて、これらを組み合わせて一つの文にするのが好きです。
つまり、一つの文の中で「Merde / Putain / Bordel / Fait chier」を多く使うほど、怒りが強いということです。また、よりドラマチックにするために前に「Oh」を付けることもよくあります。使い方を見てみましょう。
下品(悪態を一つだけ):
かなり下品(2つの組み合わせ):
超絶下品(3つの組み合わせ):
下品さ無限大(4つの組み合わせ):
最後に、フォーマルな場面で、きつい悪態を使わずにイライラを表現したいときは、次のような言い方ができます:
注:これらは厳密には「フォーマル」ではなく「中立的」な表現です。そのため、聞いた人に衝撃を与えることはありません。
注2:上の訳には、日本語にぴったり対応する表現がないため、やや大まかなものもあります。それでも、それぞれの表現のニュアンスをできるだけフランス語に近い形で伝えるようにしています。
フランス語上級者のテクニック:つい自然に「Merde」(くそっ)と言いかけて、最初の音節を言い終える前に、フォーマルな場面でそれは不適切だと気づくことがあります。
そんなとき、まだ「Mmm」までしか言っていなければ、下品ではなく同じ意味の「Mince」に切り替えられます → Mmmm...ince。
でも、すでに「Merrrr」まで言ってしまっていたら、「Merde」を言い切る代わりに「Mercredi」(水曜日)と言ってしまいましょう → Mer...credi。この場合、周りの人は「Merde」と言いかけたことに気づきますが、本当に言ってしまうよりはずっとましです。
会話
Bordel ! Il pleut comme vache qui pisse !
ちくしょう、土砂降りだ!(直訳:おしっこをする牛みたいに雨が降ってる)
Oh non, ça fait chier !
ああ、最悪!