おもしろいフランス語フレーズ「C'est ouf !」について、知っておきたいことをすべて紹介します。どんな表現なのか、日常生活でどう使えるのかを、音声つきの例文でしっかり解説します。ゆっくり発音の音声、類義表現、会話例など、うれしい特典もたっぷり用意しました!

直訳すると次のとおりです。
意味は「すごい/やばい」で、信じられないような体験、話、場所、人など、とにかく並外れたものを表します。たいていはいい意味で使いますが、日本語の「やばい」がマイナスの意味にもなるように、そうでない場合もあります。
この表現は、もともとはとても「スラング」っぽくくだけた言い方で、若い人だけが使っていました。けれども時とともに広まり、今ではさまざまな世代の人が使っています!(ただし、くだけた表現であることに変わりはありません。)
フランス語の授業ではまず出てこないでしょう。「教科書的」な言い方は「C'est fou」だからです。そして、まさにこれがこの表現の元になっています。もとの単語が「ヴェルラン」という仕組みで入れ替えられて、新しい(よりかっこいい)単語になったのです。
詳しくは「豆知識」のところで説明します。
パリを訪れているときに、街の感想を聞かれたら、「C'est ouf !」(すごい!)と答えられます。似た言い方の「C'est un truc de ouf !」(すごいことだ!)もよく使います。
文の中で使うこともできます。例:「J'ai découvert qu'on va bientôt conquérir la planète Mars. C'est ouf !」(もうすぐ火星に進出するって知ったんだ。やばいよね!)
話題が過去のことなら、「C'était ouf !」(すごかった!)や「C'était un truc de ouf !」(とんでもなかった!)を使います。
未来のことなら、「Ça va être ouf !」(すごいことになるよ!)や「Ça va être un truc de ouf !」(とんでもないことになるよ!)と言えます。
この表現は「ヴェルラン」と呼ばれる語彙の一つです。単語を「ヴェルラン」にするには、音を逆さまに発音します。たとえば「fou」は「ouf」になり、「bien」は「ienb」になります。
では、なぜ「ヴェルラン(verlan)」と呼ぶのでしょうか。それは、「verlan」という単語が、「逆さま、後ろ向き」という意味の「à l'envers」を「ヴェルラン」にしたものだからです。おもしろいですよね?
↓ フランス語音声付きの物語の例 ↓
最後に、ゆっくりした音声付きの対訳ストーリーで例を見てみましょう。
Les Alpes
やばい!