フランス語の基本フレーズ「Bon appétit」について、知っておきたいことをすべて学びましょう。どんな意味なのか、普段の会話でどう使えばいいのかを、音声の例つきでしっかり解説します。さらに、ゆっくりした発音の音声、類義表現、会話例など、役立つ情報もたっぷり用意しました!

直訳すると次のとおりです。
食事中の人、またはこれから食べようとしている人に「召し上がれ」「おいしく食べてね」と声をかける、フランスでおなじみの表現です。外国の人の間では「決まり文句」にすぎず、フランス人は実際にはあまり使わない、といううわさがよく流れています。
でも、これはまったくの誤解です。
フランスのどこにいても、小さな町でも大都市でも、仕事の会食でも家族との食事でも、食卓を囲む人数がどれだけでも、さらには食卓についていなくても…「Bon appétit」はしょっちゅう耳にしますし、あなたが口にすれば、みんな喜んでくれます。
「消化を連想させるから失礼だ」といううわさもありますが、これも全く事実ではありません。フランス人はこの言葉を使うとき、そんなことは決して考えていないので、どんな場面でも失礼にはなりません。
しかもこの表現のすばらしいところは、世界中でとても有名なことです。ヨーロッパの他の国々、カナダ、アメリカなどでも使われています。
まず大事なこと:最後の「t」は絶対に発音しません。上の音声でも確認してください。
それがわかったら、食事を始めるときに、食卓のみんなに「Bon appétit」(召し上がれ)と声をかけてみましょう。この場合は「食事の開始を告げる」合図のようなもので、食べ始めていいよと伝える言葉です。実際には、たいていもうみんな食べ始めているのですが…
もっと広く、これから食べる人や食事中の人と話しているときに、たとえ自分が一緒に食べていなくても「Bon appétit」と言うことができます。
もちろん、自分は一緒に食べていない人たちのグループに「Bon appétit」と声をかけてもかまいません。
最後に、くだけた場面では、少し短くて使いやすい「Bon app」も使えます。
ちょっと面白い話:「Bonne fin d'appétit」(食欲の終わりをよいものに)と言われることがあります。相手がもう食べ終えたかどうかわからないけれど、おいしく食べてほしいと伝えたいときの言い方です。
たとえば、お皿が空になっているときや、デザートやコーヒーを楽しんでいるとき(フランスでは「食欲の終わり」のサインです)などに使います。
相手の食欲が今どの段階にあるのかを推理する、私たちのちょっとしたゲームのようなものです…
↓ 日本語訳付きの物語の例 ↓
最後に、ゆっくりした音声付きの対訳ストーリーで例を見てみましょう。
Dîner au restaurant
レストランでのディナー