基本的なことわざ「Bon à tout, bon à rien」について知っておきたいことをすべて学びましょう。このことわざの意味と、日常会話での使い方を、音声の例つきでしっかり解説します。さらに、会話例、類義表現、ゆっくりした発音の音声など、役に立つ内容も盛りだくさんです!
翻訳:何でも屋は何一つ極められない(器用貧乏)
直訳:何にでも向いていて、何にも向いていない
使用場面:くだけた・基本
ゆっくり
通常
IPA:/ bɔ̃ a tu, bɔ̃n- a ʁjɛ̃. /

これは二つの部分からなることわざです。「Bon à tout」は「何にでも向いている」、「Bon à rien」は「何にも向いていない」という意味です。矛盾しているように聞こえますよね?
そう、その通りです。だからこそ面白いのです。
実は、このことわざの面白さは、専門性を選ぶか多様性を選ぶかという、人間ならではの悩みから来ています。私たちは、努力すれば何でもとても上手になれると考えがちですが、たいていの場合それは幻想にすぎません。
卓越した成果を出したいなら、ごく限られた活動やテーマに集中しなければならないのです。
だからこそ、このことわざは強力な戒めになります。言ってみれば、「自分は何でもできると思っているなら、そのどれも極めてはいない。でも大丈夫、誰だってそうだから」ということです。
この知恵の言葉を、手を広げすぎないための心得として覚えておくとよいでしょう。
会話の中で使うこともできます。たとえば、たくさんのプロジェクトを同時に進めていると話す人や、いろいろなこと(あるいは何でも)の達人だと自慢する人に対してです。
どちらの場合も、答えは簡単です。「Bon à tout, bon à rien」。前に「Attention」(気をつけて)を付け加えることもできます。
一般には男性形を使います。性別がはっきりしない場合にも男性形です。ただし、女性について話すなら、女性形は「Bonne à tout, bonne à rien」になります。
↓ 日本語訳付きの物語の例 ↓
最後に、ゆっくりした音声付きの対訳ストーリーで例を見てみましょう。
Besoin d'un plombier ?
配管工が必要ですか?